- ふるさとに誇りと愛着を持って行動しましょう -
「21世紀は女性の時代」と言われて久しくなっています。私たちは、これまで培ってきた伝統の上に立って
「明るく住みよい地域づくり」をさらに進めていかなければなりません。
特に市町村合併により、新たな生活圏が形成され、人と人とのネットワークが従来にもまして広がる中で、
私たちは生活者の視点に立って、地域に根ざした活動を展開していく核となる必要があります。
しかし、私たち「ちふれん」を取りまく環境はまことに厳しいものがあります。人々の価値観の多様化、 地域連帯意識の希薄化、個人志向の傾向等により会員自身の意識も薄くなりがちですが、今こそ、 「ちふれん」の存在意義をみんなで確かめ合う必要があります。青少年の健全育成、環境問題、男女挙動参画社会づくり、 そしてくらしの安心・安全の問題等決して見過ごすことのできない緊急の課題であり、これらを解決していくためには、 地域を基盤とした私たち「ちふれん」が今こそ真価を発揮しなければなりません。
2. つながりを大切にした「ちふれん」
よく会員のみなさんから「なぜ市や郡、県の組織につながらなければならないの?」という質問が出されますが、町内でまとまり、市でまとまり、県や全国につながることは「小さな手」という歌の歌詞に”一人の小さな手 何もできないけど みんなの手と手を合わせれば何かできる 何かできる”とありますように、会員みんなで課題に取り組むことのすばらしさに気づきたいものです。
ちふれん活動は全国各都道府県すべてに組織され会員数も500万人をこえる仲間がいます。何より他の地域、まち、県、全国といった活動の情報を共有できるメリットがあります。時代の流れの激しい中”井の中の蛙”にならないことも時代をたくましく生きていくパスポートなのです。
”小さくまとまり大きくつながる”をモットーに歩んでいきましょう。
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3. これからの「ちふれん活動」
- 「3つの”わ”をモットーに」 -
これからの「ちふれん活動」は私たちにとって”楽しい わ、ためになる わ、そして地域から頼りになる わ”といわれる 「3つの”わ”」 をモットーに歩み続けていきたいものですね。
つまり”楽しくて、ためになり、地域社会に役に立つ” 社会教育関係団体としての自覚と誇りを持つことが大切です。
ところで、私たちの滋賀ちふれんの活動は、先輩のみなさん方の手から手へ、
脈々と引き継がれた50数年の輝かしい歴史があり、数々のすばらしい足跡があります。
この間
① | 生活者の視点、女性の視点で仲間のみなさんとともに地域やまちを 住み心地のよいまちに! |
② | 会員自らの研鑽向上と、男女共同参画社会の実現に向けてみんなで 高まりあい、その実現を! |
③ | 琵琶湖の富栄養化防止に向け、石けん使用運動の強力な推進に象徴される 環境問題の幅広い取り組みを! |
④ | 次代を担う青少年の健全育成のために智恵と汗を流し合う! |
などを活動の柱とし県民の多くのみなさんに認められ、はげまされて今日に至っています。
いまこそ、私たちは自分自身の生き方をふりかえるとともに、社会の中で生かされている人間であることの意味をかみしめながら、自分づくりについてじっくり考えてみる必要にがあります。
これからは、新しい時代の要請や会員ニーズを巧みに織りなしながら、自分発見、地域再生! 楽しくためになる「ちふれん」活動に向けて一人でも多くのみなさんと手をつなぎ一歩一歩あゆんでいきましょう。
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4. 行政や他団体との連携もはかりながら
「ちふれん」はこれまでも市・町の教育委員会や公民館の方々との連携をはかり、指導・助言を受けながら歩んできました。
また、他の社会教育関係団体、自治会等とも協力しながら地域の課題の解決に向けて取り組んできました。これからも「地域のために」「みんなのために」という公共の大切さという気持ちを高めながら、行政はもちろん他の団体と連携して力強く歩み続けましょう。
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5. あなたは未来を何色にされますか?
人間は一人では生きていけません。家族、その家族は近所のみんなと、そして町内、市内・・・・・というように人と人とのつながりの中で生きています。ともすると地域の連帯感のうすれがちな今日、まず近所・地域のお友だち、仲間とのつながりを大切にすることに努力しましょう。
おたがいに気軽に声をかけあい、小さなことから取組はじめましょう。きっと楽しくためになる活動の輪がひろがります。その時あなたの人生はバラ色になるでしょう。
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